どこでもごはん 第4回

Text by 渡辺 伸一朗

ロシアの美味しいごはん  その1
 






 
ワールドカップロシア大会は嬉しい記憶がたくさん。
日本代表の健闘!
開催国ロシアやクロアチアやベルギーなどが頑張った!
ロシアの皆さんがとてもフレンドリーだった!
杓子定規な面はありつつも、交通機関などがしっかりしていた!
そして、何と言っても、ごはんが想定に反して美味しかった!!!
 
旧ソ連崩壊の直前に「小学館世界美術大全集発刊キャンペーン」の
ロケで訪れた事があります。
モスクワのトレチャコフ美術館や
レニングラード(現サンクトペテルブルク)の
エルミタージュ美術館での撮影でした。
 
その時は、
出入国も宿泊も移動も厳しい監視を受けました。
こちらの希望での変更は受け入れられませんが、
ソ連側は約束を守らないことも度々。
そして何よりも、お酒とごはんが寂しかった。
しかし!
2018年のロシアのごはんは本当に美味しかった!!
 
名物と言われるものはほぼ食べ尽くしました。
  
ボルシチ 
ニシンの酢漬け
ビーフストロガノフ
ビーフストロガノフは地方によって、かなりスタイルが異なります。
 
キエフ風カツレツ
ハチャプリ



この店のお兄さんは、面白い楽しみ方をしていました。
公式パンフレットを用意しておき、
出場国のお客さんが来たらサインをしてもらうのです。
一生の思い出になりますね!

 
寝台車での移動中はローカルな売店のお惣菜なども食べ、
食堂車や予約のランチなども楽しみました。
無料寝台車ではコロンビアサポーターと同室!


モスクワでは市場で食材を仕入れました。
さすがに巨大なお肉は買えませんでしたが・・・

目立ったのは保存食です。肉や魚は燻製に。野菜は酢漬けに。
一年の半分は厳しい気候の国土ですからね。
 
 
その2に続く